…柿渋を用いて、当社では長年伝統工芸伊勢型紙の材料である型地紙(渋紙とも呼ばれます。)を製造してきました。…※ご参考→渋紙の製造工程(柿渋と和紙を使用)
当社にとっては常に身近なものですが、一般的には知名度が低く、初めて接する人は「得体の知れない臭い液体」という印象を持たれるかもしれません。
しかし、ここ数年はメディアを通じて柿渋の名前を聞く機会が増えたように思います。建築内装の塗料としてや柿渋染めの繊維製品・健康食品や石鹸等々…。時には電気製品などの色表示に「柿渋色」というものも見かけます。一種のブームのようにも感じますが、環境問題に対する社会の意識が高まるにつれ、脱石油由来・原料多様化の風潮を考えると、自然な流れかもしれません。
柿渋の起源については、文献で見ても良くわかっていないようですが、江戸時代以降昭和初期まではかなり生活に密着した素材として多く使われていたようです。農村・漁村の家の庭先で作られていたとも言われ、日常生活で木製の道具や農具に塗ったり漁網の補強としてや、タンニン成分による防腐効果・乾いて防水性となる性質を生かして様々に利用されていたのです。防腐・防水性と言っても、現在私たちが使用している素材に比べれば効果は低いものですが、柿渋自体が安価に入手或いは、自家製造できたため、広く使われたものと思います。ところが近代になり化学合成樹脂塗料(ニス・ラッカー・ウレタン等)など性能的に優れたものが使われるようになって、次第に身の回りで用いられる事がなくなっていました。
一部のご年輩の方で、単に「渋:しぶ」と記憶されておられる方もいらっしゃると思います。(補足もご覧ください。)
近年自然志向の高まりもあり、柿渋が塗料や染料として用いられ、それ以外にも見直されている事も確かです。柿渋を壁などに塗布することでシックハウスの原因であるホルムアルデヒドを吸着する作用があることが実験されたり、健康食品としての利用や、カキタンニンの抗ウイルス(ウイルスの不活化)作用についての研究も行われています。
長年柿渋を伊勢型紙の地紙製造に使用してきた私共としましては、一過性のものではなく、長所・短所を共によくご理解いただいた上で、昔の人々の知恵の結晶である柿渋を大切に使い続けていただきたいと願います。
ちなみに柿渋の原料である柿は日本原産の果物らしく、学名にもkakiという言葉が使われています。昔から私たちにとって馴染み深く、農家に限らず庭にもよく植えられてきました。日本を代表する果物といえるかもしれません。
「柿が赤くなると、医者が青くなる。」とは柿の栄養価の高さを言い表したことのようで、実際にビタミンCが豊富でβ-カロテンやカリウムなど有用な成分も含まれています。しかし一方で食べ過ぎは要注意で、カキタンニンが柿胃石ができる原因になるようです。秋の季節に出回る甘柿や、冬場には干し柿も美味しいですが、程々にして気をつけましょう。1日1個程度なら良いようです…(;_;)
…以下は、当社内で昔から柿渋を製造・使用してきた経験や実際に試した事実をもとにし、また他にも皆様から私どもの知らなかった情報・画像等をいただいたり、各種文献・資料を参考にして記述しています。しかし、もし記述に誤りを見つけられたり、新しい情報をお持ちであれば、ご教授いただきますようお願い申し上げます。…
柿渋の「渋」とは、一般にタンニン(※)質の事を言い、木の樹皮や未熟な果実や種子の中に多く含まれています。渋柿を口にすると強烈な渋みがありますが、渋みを感じさせるもの=「渋」は他に茶の葉(茶渋)・未熟なバナナ・ワインなど多くの植物に含まれます。人によるその利用例のひとつが柿渋です。未熟な渋柿の実の汁を搾って発酵させて作られるもので、水分・有機酸・柿タンニンなどからなり、主成分である柿タンニンは、水の作用で縮合して高分子物質となる縮合型タンニンの一つです。…カキタンニンの化学構造式もわかっているようですが、詳しくは、柿渋の文献についてでご紹介している書籍をご覧になってください。
※タンニン…「植物界に広く分布する物質で、水に良く溶け、渋い味をもち、多数のフェノール性ヒドロキシル基(水酸基)をもつ芳香族化合物の総称。」(三省堂 化学小事典より)大きく分けて、加水分解型タンニンと縮合型タンニンとがあるようです。元々「タンニン」という呼び方は、「タンニン活性」というある特性を持つ物質につけられたもので、最近では、正式(専門的?)な呼び名としてはあまり使われないようです。(学校でも物質名としては習わなかったのではないでしょうか。)化学構造的には、ポリフェノール化合物の一種、プロアントシアニジン(カテキン分子がつながった構造を持つポリフェノールの)ポリマー(重合体)ということになるようです … 化学は難しいので受け売りですが。
タンニンは植物にとって自己防衛の役割を果たしてくれる物質のようで、渋柿の果肉に含まれるタンニン(渋み)は未熟な種子を外敵から守っています。赤ワインの渋み・栗の実の渋皮など、私たちも味覚の記憶から納得できますね。
タンニンの利用例として皮のなめし剤として用いられる物があります。なめす(鞣す)ことで、皮は腐らず硬くならないようになって、革製品が成り立ちます。タンニン=tanninは皮を革に鞣す(=tan)性質を持つもの(?)ということですので、大陸文化の歴史が感じられます。
渋柿の中でも最も渋みが強い(=タンニン成分が多い)品種を原料に使います。産地によって異なりますが、天王柿・鶴の子柿・田村柿など。豆柿・山柿と呼ばれるものも使います。一般に小粒のものがタンニン成分の割合が多いとされるようです。ただし収量の関係で大粒のものも使われます。
青い柿を最も渋みの強い時期(8月頃)に採集し、その日のうちに砕いて搾り濾過します。(ここまで1日で行います。)採取してから日を置くと、果肉が変質し柿渋を搾りにくくなります。この搾り汁を自然発酵(※)させた後、長期保存しますが、次第に澱(おり)が沈澱し、それを除いた上澄み液が柿渋となります。
これを1年から3年以上かけてねかし熟成してつくりますが、古いものほど良いとされます。昔は樽などでしたが、現在はホーローのタンクなどです。搾る手間より、長期保存(熟成)の管理が大変と言えます。
搾った直後は薄い緑色の液体ですが、発酵後、時間とともに茶色くなっていきます。化学薬品などの添加物は加えません。昔、柿渋を大量に製造していた時期に天候のせいで渋柿が不足した事があり、一度搾った後の柿の搾りかすに水を加えて再度搾った2番渋を作る事もありましたが、現在ではそのような事はありません。
(家庭での作り方などは柿渋の作り方・製造方法をご覧ください。)
※発酵について…搾った柿渋を殺菌し、あらためて酵母菌を加えて発酵させる、という方法をとるところもあるようです。
柿渋は、漆器製造の際、漆(※別頁でかぶれにくい漆をご紹介しています。)の下地として炭などと混ぜて塗られたり(主にコスト削減のためのようです。)、漁民にとって高価だった漁網(綿・麻)の強度向上のための網染め染料、酒や醤油製造に用いる搾り袋の補強・染色材などの用途や、団扇・和傘(*)、船の船底に塗られる(*)などの用途に使われてきました。また、中風、高血圧の民間療法の薬として用いられることもあったようです。
当社のように伊勢型紙の地紙製造の材料としてや、紙衣に塗られるなど、和紙の強化にも使われました。地方によっては、柿渋を砥粉(とのこ)と混ぜて家屋の柱に塗ることもあるようです。
近年では、日本酒製造の際の清澄剤(*)などの特殊用途以外にはほとんど使われなくなっていましたが、最近になって、その独特な風合い・発色をいかして布地の染色や、自然素材塗料として木材塗装や、一閑張りの和紙に塗る等にしばしば用いられるようになってきました。
酒袋の独特の色合いを好んで、バッグなどに再利用されたりもしているようです。
変わったところでは、化粧品の材料としてや、消臭剤などとして用いられます。
(*) 日本酒の製造の際に必ず柿渋が清澄剤として使用されるわけではありません。
(*) ご指摘をいただきましたので、誤解の無いように、柿渋Q&A「団扇・和傘への使用」を記載しました。
(*) 日本における特許第一号(明治時代)が船底塗料に関するもので、その配合表によると、生漆が主成分でその他に鉄粉・鉛丹(えんたん)・柿澁・生姜等が混合されていたようです。
柿渋には防水(※1)・防腐(※2)効果などがあり、塗布物の繊維質に吸収され乾燥後に不溶性物質をつくり、収斂性(しゅうれんせい:引き締める性質)を発揮します。
伊勢型紙の地紙(渋紙)用には、主に和紙を張り合わせる接着剤としてとその強度を増すために使われてきました。渋紙の出来・不出来は、柿渋の品質によるとまで言われます。
また、塗布(乾燥)直後の色は、ごく薄くほとんど色がつきませんが、時間の経過とともに空気に触れ光にあたるほど、濃い茶色に発色していきます。
(ご参考→柿渋塗布直後の発色)
※1…撥水性はありません。防水についても、人工の防水塗料には劣るとご理解ください。
【参考】柿渋と乾性油(亜麻仁油・荏油)・蜜蝋ワックス等を併用する簡単な実験
※2…下記のページで、柿渋の防腐効果についてとてもわかりやすい実験をされています。
奈良県森林技術センターのセンターだより「林試情報No64の天然薬剤による木材の防カビ」
(リンクのご許可をいただいた奈良県森林技術センター様に改めて御礼申し上げます。)
※リンク先消失のため、解除させていただきました。もしご存知の方があればお教えください。2023.3.25
蓋のできる容器に入れ、温度差の少ない冷暗所に置いて下さい。昔は壺などに入れ床下に置いて保存したようです。
注意点は、長期保存の際、凝固しないようにする事です。水飴状にどろっとしている状態であれば水を加えて薄められますが、ゼリー状(寒天状)になってしまったら元に戻らないので、時折様子を見て、粘度が高くなっていたら、一番良いのは粘度の低い柿渋ですが、手元に無ければ、水(汲み置き水で結構です※柿渋を水で希釈する場合の水について)を加えて良く混ぜて粘度を下げてください。
水道水そのままでは、馴染み難い場合がございます。
特に季節の変わり目など温度差が大きい時季に凝固し易いようです。
当社販売の柿渋では低粘度のものと無臭品が、比較的凝固しにくいです。…柿渋が固まった様子がご覧いただけます。
また温度が氷点下になると柿渋に含まれる水分が表面部分で凍ってしまいます。凍った部分を取り除けば、柿渋として使用できますが、濃縮された状態になりますので、これも凝固しやすくなる可能性があります。(ただし、これはマイナス2、3度程度のことで、温度がそれ以下になる場合は、確認しておりません。)
※高粘度の柿渋は特別に固まりやすいため、夏場など気温が高い時期や、季節の変わり目・気温の変化が激しい時期には、特に保存に注意が必要です。商品到着後は、できるだけ早くご使用いただくようお願いいたします。
また中身の確認は、到着後毎日行い、粘りが増しているようなら、粘度の低い柿渋か、水道水を1日置くなどしてカルキを除いた水(硬度の低い軟水※柿渋を水で希釈する場合の水について)で薄めていただくことが必要です。
高粘度は特殊な柿渋とお考えください。(理由や用途など詳しくは、当社の柿渋の種類について)
柿渋を塗布する対象として、布(糸)、木材、和紙などに使われます。
→木材への塗り方について他もご覧下さい。
原液のままでもご使用いただけますが、ご希望の仕上がりの色・風合いにより、2倍程度を目安に水で希釈してお使いください。
最初から厚塗りをすると剥離し易いので、薄めの柿渋で数回に分けて塗布・乾燥を繰り返す方が、塗りムラが少なくなり、発色なども良いようです。予め、木材の表面を整える場合は、表面にサンドペーパーなどの粒が残らないよう注意してください。
刷毛を使って塗ったり、布地で雑巾がけのようにして擦り込みます。刷毛で塗る場合も、塗りムラや、柿渋がたれるのを防ぐために、布を併用すると便利です。柿渋がたれて厚くなった部分は、濃く発色してしまいます。
また、塗ってはいけない場所には、予め、マスキングをしましょう。
木材には、一回目は、粘度の低いものを塗って良く染み込ませ、二回目以降に少し濃いめのものを使ってもよいです。
初めてお使いの方は、一回目の塗布・乾燥の後、時間を置いて、発色の様子を見てから、二回目以降塗り重ねするか判断することをおすすめします。一週間程度と数週間後では、随分色の濃さが違いますし、一回塗りでも結構濃く発色してきます。
1リットルで10平米位塗れます。
2~3回ほど塗布と自然乾燥(4,5時間程度)を繰り返します。薄く塗れば皮膜を作りませんので、木目のの風合いを生かした塗り方ができます。
(注意)化学塗料などと比べて耐久性はあまりありませんので、柿渋だけで屋外に塗る場合は、雨などにより流れることを前提としてご理解ください。
柿渋を薄めたい場合は、水(水道水の汲み置き)を使います。水道水そのままでは馴染みにくい場合がありますし、井戸水など鉱物が混ざっている水は良くありません。
生地にのりが着いている場合は、事前に中性洗剤で洗うなどして、のり抜きをします。これをしないと、後で色落ちの原因になります。
十分の量の柿渋に浸してムラなくしみ込ませて染めます。
よくしぼって、陰干しで乾燥後に、天日干ししますが、日に当てるほど発色が濃くなります(2から3日、冬季は長目)。
これも発色の具合により染色と乾燥を何回か繰り返します。
布地の染色の場合、乾燥後に風合いが硬くなりますが、洗濯機などにかけて柔らかくします(厚地で5分、薄地で3分、軽く脱水して乾燥)。
また布地の場合、木材などよりも染めムラが出やすいので、均一に浸透させるよう、天日干しも万遍なく全体にあたるよう注意が必要です。
化学繊維よりも天然繊維のほうが染まりやすいようです。
糸染めなどもおもしろいでしょう。ただし、これも、染めムラに要注意です。
柿渋に浸すか、刷毛で塗り重ねて染めます。浸す場合は、後でよく水分をとります(ペーパータオルなどにはさんで)。そうしないと和紙が水分を含んで弱くなり、破れるものもあります。板などに張り付けてから、柿渋を刷毛で塗るように染めても良いようです。あとは、天日乾燥です。
【参考】薄い和紙に使用・厚い和紙に使用・黒変した柿渋で和紙染め
柿渋には異臭がありますが、乾燥後時間が経つにつれ臭わなくなります。
木材に塗布した場合、1~2週間で、ニオイが薄くなります。
自然素材の臭いでもあり、気にならないと仰る方もおられ、感じ方には個人差があるようです。・・勿論、ひどい臭いというご感想の方が多いのですが。
染色の場合、数日間天日にさらしたり、薬品を用いて、臭いをとるようです。
最近では、精製により無臭柿渋も作られています。臭いのある物と発色などが異なりますが、化学物質や水などは一切添加していません。通常の柿渋に比べ発色にかかる時間は短いです(下の塗装例の写真をご覧下さい)。密閉した場所でご使用の際や、お子様などの反応が気になる場合には、ご使用いただければよいかもしれません。
価格が通常の柿渋より高くなりますが、当社でも取り扱っています。
※臭いについて、お客様から「バルサミコ酢のようなすっぱい感じの発酵臭」というお言葉をいただきました。確認しましたが、なるほど似ています。
(バルサミコ酢も種類があるようで、全てそうではないかもしれませんが。)
「バルサミコ酢の臭いから、ワインの良い香りを差し引いたような臭い」でご想像いただけるかもしれません。
原料としては、柿渋は未成熟の渋柿を搾りますが、バルサミコ酢は完全に熟した葡萄を搾るようで異なりますが、果物の搾り汁を熟成させるという製造方法は同じようですので、近い臭いがするのも頷けます。
有機溶剤などを使いませんので、柿渋を塗る作業自体は安全で難しいものではありませんが、衣服に付着すると後から発色し、取れないので気を付けて下さい。汚れても良い衣服やゴム手袋を使用して下さい。使った道具・容器もすぐに水洗いして下さい。
また、柿渋は鉄分に触れると黒く変色するので、触れさせないようにして下さい。
<ご参考>→釘に柿渋を付着させた簡単なテスト・鉄釘で黒変した柿渋
鉄自体ではなく、付着した部分の柿渋自体が黒くなるという感じです。鉄に付いた黒い柿渋は拭き取ることが出来ますが、周りの木材や布などに付くと黒く染まってしまうので、マスキングなどをしましょう。
また、塗るものの表面に鉄分が付着していると、塗布後にに黒い点になってしまうこともあります。
価格は送料別です。送料は総重量により異なります。
柿渋の送料表をご覧ください。
従来の臭いのある柿渋で高粘度・中粘度・低粘度の3種類あります。
※低粘度が標準的な柿渋にあたります。
※高粘度品については、電話注文でのみ、用途や保存環境等についてご相談の上で販売させていただくこととさせていただきます。H28.10.26
精製により臭いの元となる物質を除いた柿渋。添加物はありません。原液。無臭品の粘度は1種類で、通常品の低粘度よりも低くなります。使用した際の違いは、当社でのテストをご覧下さい。
当店のお客様が出版された一閑張りの専門書です。
柿渋の販売について
1.通常品…従来の臭いのある柿渋で高粘度・中粘度・低粘度の3種類あります。原液。(500ml・1.8リットル・18リットル容器)
※低粘度が一般的な柿渋にあたります。
2.無臭柿渋…精製により臭いの元となる物質を除いた柿渋。添加物はありません。原液。(500ml・2リットル・20リットル)
※無臭品の粘度は、通常品の低粘度よりも低くなります。
使用した際の違いは、当社でのテストをご覧下さい。
価格は送料別です。送料は重量等により異なります。
柿渋の送料表をご覧ください。
種類 | 品名・容量 | 価格 (税込・送料別) |
容器 | |
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通常の柿渋 ・ 従来の臭いのあるもの ・ 粘度は3種類です。 低粘度が標準的です。 |
低粘度 500ml(ミリリットル)入り | ¥1,100 | ||
低粘度 1.8リットル入り この商品のレビュー閲覧はこちら |
¥1,760 | |||
低粘度 18リットル入り | ¥15,730 | |||
中粘度 1.8リットル入り この商品のレビュー閲覧はこちら |
¥1,760 | |||
中粘度 18リットル入り
この商品のレビュー閲覧はこちら |
¥15,730 | |||
高粘度 1.8リットル入り
この商品のレビュー閲覧はこちら |
¥1,760 | ※電話注文のみです。 | ||
高粘度 18リットル入り | ¥15,730 | ※電話注文のみです。 | ||
無臭柿渋 ・ 粘度は1種類です。 |
無臭品 500ml(ミリリットル)入り
この商品のレビュー閲覧はこちら |
¥1,320 | ||
無臭品 2リットル入り | ¥2,860 | |||
無臭品 20リットル(2L入×10) この商品のレビュー閲覧はこちら |
¥23,650 | |||
一閑張りの専門書 (当店のお客様が出版) |
「みやちゃんの一閑張り」 宮脇泰彦監修 B5版 66頁 この商品のレビュー閲覧はこちら |
¥2,750 |
※無臭品 20リットル販売の容器をロンテナー1個から2リットル(ペットボトル)×10個に変更させていただきます。R4
※低粘度品と無臭品について、500ml(ミリリットル)での販売を開始し、お試しセットは廃止とさせていただきます。R3. 2.11
※高粘度品については、電話注文でのみ、用途や保存環境等についてご相談の上で販売させていただくこととさせていただきます。H28.10.26
※H23.3.11より一部価格を改定しました。
種類について詳細は補足「当社の柿渋の種類について」をご覧下さい。
数量を入力後、かごに入れるボタンを押してご注文ください。
【保存時の注意】柿渋(高粘度は特別に)固まりやすいので、気温が高い時期や、季節の変わり目など気温の変化が激しい時期には、保存に注意してください。商品到着後は、できるだけ早くご使用いただくようお願いいたします。
また高粘度は特殊な柿渋とお考えください。粘りが増しているようなら、粘度の低い柿渋か、無ければ、水道水(できれば1日置くなどしてカルキを除いたもの)か、硬度の低い軟水で薄めてください。ご参考まで→希釈する場合の水についてのテスト
下表の送料は柿渋をお送りする場合に限りますのでご了承ください。
A:1.8L(または2L)入りが1~2個の場合、および500ml入りが1~10個の場合の送料
B:1.8L(または2L)入りが3~9個の場合、500ml入りが11個以上の場合、および18L(または20L)入り1個当りの送料
※1.8L(または2L)入りが10個以上の場合や、他の組合せの場合、別途ご連絡いたします。
(ショッピングカートで送料は自動計算されます。)
地域別 | A | B | |
---|---|---|---|
北海道 | 北海道 |
1,330円 | 1,570円 |
北東北 | 青森県 秋田県 岩手県 |
1,090円 | 1,330円 |
南東北 | 宮城県 山形県 福島県 |
970円 | 1,210円 |
関東 信越 中部 北陸 関西 |
茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 神奈川県 東京都 山梨県 新潟県 長野県 静岡県 愛知県 三重県 岐阜県 富山県 石川県 福井県 大阪府 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県 兵庫県 |
850円 | 1,090円 |
中国 | 岡山県 広島県 山口県 鳥取県 島根県 |
970円 | 1,210円 |
四国 九州 |
香川県 徳島県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 |
1,090円 | 1,330円 |
沖縄 | 沖縄県 |
1,990円 | 2,380円 |
地域別 | 北海道 | 北東北 | 南東北 | 関東・信越・中部・北陸・関西 | 中国 | 四国・九州 | 沖縄 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道 | 青森県 秋田県 岩手県 |
宮城県 山形県 福島県 |
茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 神奈川県 東京都 山梨県 新潟県 長野県 静岡県 愛知県 三重県 岐阜県 富山県 石川県 福井県 大阪府 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県 兵庫県 |
岡山県 広島県 山口県 鳥取県 島根県 |
香川県 徳島県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 |
沖縄県 | |
A | 1,330円 | 1,090円 | 970円 | 850円 | 970円 | 1,090円 | 1,990円 |
B | 1,570円 | 1,330円 | 1,210円 | 1,090円 | 1,210円 | 1,330円 | 2,380円 |
商品到着後は速やかに箱から出して状態を確認していただき、なるべく早めにご使用ください。
柿渋は、夏季の暑い時期や季節の変わり目など温度変化が大きい場合に固まりやすく、使用できなくなってしまう場合があります。カンテン状になると元に戻りません。特に気温30℃以上の夏場には非常に固まりやすいので、1週間以内にはご使用いただくことをお勧めします。
柿渋の返品・交換については、商品受け取り後1週間以内のみ、その連絡と返送を受付いたします。→商品の返品・交換について
(柿渋使用の画像を頂いた方・掲載のご了承を頂いた方々に、あらためて御礼を申し上げます。)
低粘度柿渋で2回染めました。
左の布で鞄を作りました。
→濃く発色します。
※撮影環境の違いにより、実物と画像の色合いが少し異なっています。特に右端の画像で、日光にあまり当てていない物と余分に当てた物の差が実際よりも大きく見えています。ご留意ください。
柿渋Q&Aのページを設けましたので、ご覧ください。
種類や通販について詳細は、お問い合わせ下さい。用途により種類をご相談させて頂く場合もございます。
お電話等でのご注文も承ります。卸販売(再販していただく場合)についても、ご相談承ります。
株式会社大杉型紙工業 電話 059-386-0271 Fax 059-387-1513
無臭品...さらっとしています。
当社の渋小屋です。