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化学物質過敏症をお持ちのお客様からいただいたお便り

 以前、柿渋に関連してシックハウス症候群についての記事などを読んだ際だと思いますが、化学物質過敏症を初めて知りました。
私自身は長年花粉症に悩まされていますが、化学物質過敏症の方のご苦労は比ではないと感じました。
最近は規制もあるので少ないかもしれませんが、購入したばかりの家具の塗装か何かの刺激臭を感じた経験はどなたにもあるのではないでしょうか。私たちの誰でも突然発症する可能性がある、現代病だと思います。
 今回、化学物質過敏症をお持ちのお客様からご注文の際に、無臭柿渋をお使いいただいてご感想をいただきました。
これから柿渋のご使用をお考えの方にご参考になるのではと思いましたので、ご了承をいただいて、メール内容をご紹介させていただきます。
(掲載についてご快諾いただきましたことに、改めてこの場で御礼を申し上げます。)

※化学物質過敏症の症状や対象になる物質には個人差が大きいようですので、その点は十分ご注意をお願いいたします。

無臭柿渋のご使用と低粘度品について

コメント・備考欄:化学物質過敏症を持っていて3回目の注文ですが、無臭品は体に問題ないようです。安心して使用できます。

(ご注文の際に上記コメントいただきましたが、その前に臭いのある低粘度柿渋をお買い上げいただいておりましたので、お問合せしました。)

 柿渋無臭品、問題なく使用させて頂いてます。
 低粘度ですが、私たちにとっては刺激が強く寝室への使用は無理のようでした。
ただ化学物質過敏症の反応は非常に個人差が大きく、無臭品でも使用できない方もいらっしゃると思います。
できれば容量の少ないサンプル品があるとたすかります。
 我が家は娘(化学物質過敏症を持っています)が大学のため古い家にいったのですが、そこでの木材のCCAという防腐剤での影響あり、そのうちAs(ヒ素)の無毒化にチタンいりの漆喰と酢酸が効果があるため、低粘度をためしてみました。

(中略)

 続きですが、無臭品も塗ったばかりの時は少し刺激がありますが、かわけば問題ないようです。
個人差はありますが、何より試されてからであれば問題ないと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

(寝室へのご使用の詳細をお教えいただきました。)

 無臭品は寝室の床、無垢材に塗布しました。畳(うらに防虫剤が貼ってあるため)をはずし、アルミシートをはってから無垢材をしいてもらいました。
それでも体の影響があるため、柿渋と、酸化チタン漆喰を壁にぬってもらいましたが、やはり影響があるので、おそらく出窓の部分と押入れが原因ではないかと思います。(これは余談ですが)低粘度は別の部屋の出窓にぬりましたが、刺激臭が強く、難しくおもいましたが、2~3か月すると薄れてくるような感じです。
 わたくしのメールでよければぜひ紹介してください。ただ個人差があるということだけは記載しないと、あとでトラブルがでてくる可能があります。
かえってこのように過敏症にたいしても対応してくださるのは本当に助かります。
また何かありましたらご連絡ください。
どうぞ宜しくお願い致します。

サンプルについて

(サンプルがあれば、とのご意見をいただきました。…→化学物質過敏症の方への少量サンプルを検討させていただきます。)

(抜粋)...サンプルの件ですが、過敏症の場合、無垢の木材が体に影響があるか確かめる際、大体12×30ぐらいの無垢材を頭元においてしばらく影響の有無をたしかめます。
ですのでその木材に塗布できる容量が良いのではとおもいます。(もちろん有償)

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