パソコンで年賀状も良いですが、たまには手作りの絵手紙年賀状も面白いですよ。
手彫りの型紙を使って、刷毛でお好きな色を刷り込んでください。
作り方はシンプルですが、重ね塗りや混色で色んな工夫も凝らせます。
来年2014年(平成26年)の干支は午(うま:馬)です。
心を込めてじっくりと、新年のご挨拶を準備しましょう!
◇◆◇午年の年賀状型紙10種類を販売しています。◇◆◇
毎年使える図柄や文字の型紙は別ページです。
→「手作り年賀状…毎年お使いいただける型紙」
※このページに掲載の商品は、郵便または宅配便でお届けします。詳しくは→送料について
左側が年賀状型紙で、右は顔彩絵の具「四季の彩」を使って作成した着色例(コピーを商品に付属)です。
※渋紙の色はその性質上1枚1枚微妙に異なりますので予めご了承ください。
顔彩は顔料・水性糊材・乾燥防止剤からできている絵の具です。水を含ませた筆・刷毛等で撫でると絵の具が簡単に溶け出します。透明感のある色彩で、通常は淡彩で使用します。白い葉書にご使用を前提のため、白ではなく金色をセットにしています。
(サイズ) 個別絵具皿(プラ):47mm×28mm×高さ9mm
紙箱サイズ:200mm×117mm×高さ15mm
赤金:あかきん | 黄土:おうど | 紅梅:こうばい | 青草:あおくさ |
本藍:ほんあい | 臙脂:えんじ | 浅葱:あさぎ | 白緑:びゃくろく |
岱赭:たいしゃ | 上朱:じょうしゅ | 黒:くろ | 黄:き |
絵の具「四季の彩」:紙上の発色 |
厚みがある刷毛で、刷り込むようにして着色していただけます。
着色に使う色の数だけ準備していただくと、作業がしやすいです。
現在1号から5号まで、5サイズを販売しています。
ご自分でデザイン・彫刻してみませんか?
*彫り方・道具について別ページでご紹介 →趣味として
三枚の和紙を柿渋(※)を用いて縦・横・縦に張り合わせ、乾燥後に木材の煙で一週間から十日間ほどいぶし、この行程を二回繰り返し40日かけて型地紙と呼ばれる紙を作ります。この型地紙を伝統工芸の技法で彫り上げたものがこの葉書型です。すべてが手作業です。
特徴は、伸縮が少なく水に強いので、何枚も染めることが出来る点です。
作り方 ・ 3つの手順 |
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注意点 |
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渋紙の年賀状型紙は水に強く伸縮が少ないとはいえ、多くの枚数を刷りこんでいると、次第に絵具の水分を含んで部分的に伸長が起こり、刷り難くなってきます。そこで、渋紙の表面に樹脂塗料(黒色)を塗り、水分を吸収しにくくしました。これにより、通常の渋紙に比べ、一度に多くの枚数を刷ることができます。(通常の渋紙も、部分伸長した場合には、作業を中断し乾燥させることで何度も使用可能です。)
※江戸小紋の染色工程では、下準備として、型紙は事前に水に浸され、全体を均一に伸長した状態にされます。そして、表面の水分を拭き取り、染付(型付け)されるのですが、これは(年賀状型紙とは逆で)水分を含んで伸びた状態での使用が前提となっているのです。
毛筆での宛名書きや絵手紙にご利用ください。墨として唯一国の伝統的工芸品に指定されている「鈴鹿墨」
松煙墨「生粋松煙」・菜種油煙墨「鈴鹿」
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